チーム 書評

成果を出すチームのメンバー選びとは?【古い考え方はやめよう】

成果を出すチームであるためには、メンバーをどう選ぶかがとても大切です。

今回はメンバー選びについて『THE TEAM 5つの法則』(https://amzn.to/2SVyzJ1)を読んで学んだことを紹介します。

 

キーワードは「多様性」と「流動性」。

メンバー選びで重要なことは「多様性」と「流動性」をどこまで高めるのかを決めることです。

「多様性」と「流動性」は、「チームが置かれている環境変化の大きさ」と「メンバー同士の連携の強さ」で決めます。

 

チームのメンバー選びにおけるかん違い

誰をメンバーにするかは、チームで成果を出すためにとても大切です。

どんなメンバーが入るかで、チームで活動するみんなに大きな影響を与えるからです。

 

メンバー選びにおいて次のような考え方があります。

「チームのメンバーがコロコロ変わるのは良くないチームだ」

一見すると正解のようですが、この考えが正しくないこともあるのです。

 

チームのメンバー選びに絶対解はなく、最適解がある

チームが置かれている状況は変わっていくものなので、時にはチームを離れてもらった方が良いメンバーもいます。

その方が、チームや離れていくメンバーにとっても良いからです。

 

チームのメンバー選びは絶対こうすべきという答えはありません。

チームの働きは、置かれている環境や活動の内容によって変わるからです。

変わっていく状況の中で、最適なメンバー選びをすることが重要。

 

チームのメンバーを「流動性」で選ぶ

実際にチームでメンバーを選ぶときに大切な基準の1つに、「流動性」があります。

流動性を高めるにはメンバーの出入りが簡単になるように、採用を簡単にして、入ったあとの評価を厳しくします。

逆に流動性を低くし、メンバーを入れ替わりにくくするには、採用を厳しくして、長期的に雇用するようにします。

 

環境の変化が大きいチームは「流動性」を高めた方が良い

チームの環境の変化が大きい場合は、流動性を高めた方が上手くいきます。

環境に応じてメンバーを適切に入れ替えていく必要があるからです。

 

チームのメンバー選びにおいては、採用基準はゆるくして新たなメンバーが入りやすくしておきます。

あとはその時に合ったメンバーに残ってもらい、合っていないメンバーには離れてもらいます。その方が、チームの成果は出やすくなります。

 

環境の変化が小さいチームは「流動性」を下げた方が良い

一方、チームの環境の変化が小さい場合は、流動性を下げた方が上手くいきます。

環境の変化が小さいということは、さきほどとは逆にメンバーを入れ替える必要がないからです。

 

その場合は、採用基準を厳しくして、メンバーをしっかり選ぶことが大切。

そうしてメンバーを固定して、長期に活動する方がチームの成果は大きくなります。

 

チームの「流動性」をどこまで高めるのかはチーム次第

チームメンバーの「流動性」が高い方が良い、低い方が良いというのはありません。

「流動性」をどこまで高めるのかは、チームが置かれた状況次第です。

メンバーの採用において行き当たりばったりにならないように、しっかりした基準を設定しておくことが重要です。

 

チームのメンバーを「多様性」で選ぶ

チームにおけるメンバー選びの基準に「多様性」があります。

チームに多様性を持たせるためには、今いるメンバーとは異なるタイプの能力をもった人に入ってもらいます。

逆に多様性をなくすためには同じような能力のメンバーを集めてきます。

 

「多様性がある方がいいに決まっているじゃないか」と思われるかもしれません。

しかし、チームの状態によってはそうでないこともあるのです。

 

メンバー同士の連携が強いチームは「多様性」が高い方が良い

メンバー同士の連携が強いチームは、異なるタイプのメンバーを集めた方が上手くいきます。

チームの中でメンバーが役割を分担しているからです。

同じようなタイプの能力しかもたない人材が集まってもできることが限られます。

 

メンバー同士の連携が弱いチームは「多様性」が低い方が良い

一方でメンバー同士の連携が弱いチームは、同じようなタイプの能力をもったメンバーを集めた方が上手くいきます。

チームの中でメンバー同士が連携する機会が少ない場合、メンバーが行っているのは1人でも完結できる活動です。

メンバー個人の成果の集まりがチームの成果になるので、自ずとメンバーは同じようなタイプの能力になっていきます。

 

チームの「多様性」をどこまで高めるのかはチーム次第

「流動性」の場合と同じで、チームの「多様性」をどこまで高めるのかは、チームが置かれた状況によって異なります。

どれくらい異なるタイプの能力をもったメンバーを入れて、どのくらい同じようなタイプの能力をもったメンバーを入れるかを考えることで、チームの成果を最大限にすることができます。

 

古いやり方は捨てよう

ビジネスにおいても変化のスピードは速くなっています。

ガラケーがスマホに変わったのもあっという間でした。ネット動画の勢いはすさまじく、テレビは廃れつつあります。

ビジネスの変化のスピードが高まったことで、「流動性」「多様性」の高いメンバー選びが必要になってきています。

 

日本の会社はメンバーが固定され、多様性も低い

今は変わりつつありますが、多くの日本の会社は、年功序列や終身雇用制度があるので、メンバーは固定され、どうしても似たようなタイプのメンバーが集まりがちでした。

今までは成功していたかもしれませんが、時代の変化が激しい現代では生き残れません。

チームが置かれている状況を素早く判断して、その都度それに合ったメンバーを集めていくことが重要です。

 

今まで成功していたやり方はもはや通用しなくなっています。

「流動性」や「多様性」をチームに取り入れる必要があるという考えを持ちましょう。

 

参考書籍: 『THE TEAM 5つの法則』(https://amzn.to/2SVyzJ1

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