あなたは「一生使えるダイエット法」を知りたくないですか?
今回は『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』(https://amzn.to/2zBjLda)という本を紹介します。
今まで食事でやせる方法、いくつも流行っては消えていきましたよね。
例えば古くは「リンゴダイエット」、「朝バナナダイエット」「寒天ダイエット」などです。古くは「紅茶きのこダイエット」なんていうものもありました。
テレビで紹介されたダイエット食材が店頭から消えるといったことも問題となりましたね。
ダイエットに悩むあなたも、これらのダイエット法をいくつか試したことがあると思います。
でも成功しましたか?
たとえ一瞬やせたとしても、続いたものってありますか?
こうした食事に関するダイエット法は、ひとつの食材ばかり続けて食べるものが多いです。それって難しいですよね。
「では、どんな食事をすればダイエットができるの?」、「これだけやればずっと体重管理には悩まない方法が知りたい」
こんな疑問やお望みを持たれているあなたの助けになる本が今回紹介する『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』です。
著者は筋トレ社長ことTestosteroneさんです。
同氏の著書である『筋トレが最強のソリューションである』は筋トレのモチベーションを高めたい人におすすめです。
読んだことがある人や店頭で見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』の紹介
結論から言うと、ずっと使える食事法とは「マクロ管理法」です。
「マクロ管理法」という言葉を聞いたことがない人も多いと思います。
簡単に説明すると、1日のカロリーを設定し、それに合わせてタンパク質、脂質、炭水化物をバランスよく摂っていく方法です。
マクロ管理法の詳細
以下で少し詳しく説明します。
①基礎代謝を求める
基礎代謝を求める式として本書ではMD Mifflinの式が紹介されています。計算が面倒なので以下のサイトで自動計算してもらいましょう。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228736
計算式は違いますがほとんど数値は変わりません。
例えば35歳、身長170cm、体重70kgの男性の場合。
1日の基礎代謝は約1640kcalになります。
②消費カロリーを求める
1日の消費カロリーは、基礎代謝にアクティブ度をかけて求めます。
アクティブ度は3段階。
ほとんど座り仕事で、ほとんど運動しない人は、アクティブ度が「低」に分類されます。基礎代謝×1.2が1日の消費カロリーです。
立ち仕事、重労働が多く、比較的1日の運動量が多い人は、アクティブ度「中」に分類されます。基礎代謝×1.55が1日の消費カロリーです。
立ち仕事や重労働が多く、ジムでの筋トレや運動をしている人は、アクティブ度「高」に分類されます。基礎代謝×1.725が1日の消費カロリーです。
先ほどの男性が、アクティブ度「中」だったとします。
1日の消費カロリーは1640×1.55=約2540kcalです。
③摂取するカロリーを求める
今の体重を減らしたいという人が1日に摂るべきカロリーは、消費カロリー×0.8です。
この男性の場合だと2030kcalになります。
ちなみに今の体重を維持したい人は摂取カロリー=消費カロリー。
体重を増やしたい人は摂取カロリー=消費カロリー×1.2です。
目的に合わせて数値が変わってきます。
④PFCバランスを求める
これをもとに、1日に摂取すべき、タンパク質、脂質、炭水化物の量(PFCバランス)を求めます。
必要なタンパク質の量は体重(kg)×2で求めます。
例の男性は体重70kgなので、1日に必要なタンパク質は140gとなります。
後で必要になるのでタンパク質のカロリーも求めておきます。
タンパク質1gが4kcalなので、140gのタンパク質は560kcalになります。
次に脂質です。
脂質の量は1日の摂取するカロリーの1/4です。
例では1日の摂取カロリーは2030kcal。これの1/4は507.5kcalです。
脂質9kcalが1gなので、507.5を9で割って、1日に必要な脂肪は約55gとなります。
最後に炭水化物を求めます。
炭水化物はタンパク質と脂質を引いた残りになります。
2540kcalからタンパク質の560kcalと脂質の507.5kcalを引いて1472.5kcal。
炭水化物4kcalが1gなので、1472.5を4で割って、1日に必要な炭水化物は約370gであると分かります。
結果をまとめます。
例の男性(35歳、身長170cm、体重70kg)の場合、本書で紹介されている方法で求めると1日に必要なタンパク質、脂質、炭水化物は下記になります。
- タンパク質:140g
- 脂質:55g
- 炭水化物:370g
少し時間はかかりますが、あなたも自分の目的に合わせて1日に摂取すべき栄養量を出してみて下さいね。
あとはこれにもとづいて1日の食事をとっていくだけです。
本当は食事の回数を増やしたり、1日の中でもバランスを考えたりした方が良いです。でも考えすぎて実践できないほうが大問題です。
始めは1日のトータルが上記をクリアするように気をつければOK。
例えば昼食を食べ過ぎたなと分かれば、夕食は少なくするなどの調節すれば良いのです。
始めはこの数字通り食事をとることは難しいです。ですが、この数値が頭に入っていると、食品表示を気にするようになるし、自分の健康管理にも気をつけようという意識が高くなります。それだけでも効果があると思います。
『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』のまとめ
本書では今回紹介した「マクロ管理法」の他にも内容がたくさんあり、ダイエットや食事について多くを知ることができます。
ネタバレになり過ぎるので詳しくは紹介しませんが、気を付けた方がいい食品、おすすめの食品が紹介されていますので日々の食事にすぐ取り入れることができます。
さらに、外食しなければならないとき、飲み会に参加しなければならないときの対処法についても紹介されています。外食や飲み会はダイエットには大敵。困った時にどうすれば良いかも教えてくれます。
何を作って食べれば良いか分からないという人にうれしいのが巻末のレシピ集です。作り方とともに、それぞれの料理のタンパク質、脂質、炭水化物の量も紹介されています。すぐに「マクロ管理法」を試したいという人にはかなり役立ちます!
Testosteroneさんの『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』は一生使える食事法「マクロ管理法」が紹介されています。
マクロ管理法は、目的に合わせて1日にとるべきタンパク質、脂質、炭水化物の量を求めて食事する方法です。
これは一度身につけてしまえば、これから先ずっと体重管理で悩むことはありません。
「もうダイエットで失敗したくない」「ずっと使えるダイエット法が知りたい」あなたに読んでいただきたい本です。
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