
『アウトプット大全』の著者・樺沢紫苑さんの新刊です。
ビフォー(以前の自分)・この本を読んだきっかけ
以前『アウトプット大全』を読んでかなり多くの学びがありました。
なので、今回も間違いないでしょうと思ったのが『インプット大全』を読んだ一番の理由です。(笑)
『アウトプット大全』ではアウトプットに重点を置くと、インプットした内容が記憶に残り、自分を成長させることができると理解しました。
だから今もこうしてブログというアウトプットを継続できています。
『アウトプット大全』を読んで、読書感想を書くときは「ビフォー+気付き+TO DO」の様式で書くと良いと知れたのも大きかったです。
僕の書評のブログ記事はその3点を盛り込んで書いています。
後で自分が見ても分かりやすく、記憶にも残りやすいと実感しています。
「【学びを結果に変える アウトプット大全】情報発信したい人に」の記事もまだの人は読んでみて下さい!
2番目の理由は自分のアウトプットをより質の高いものとしていくためのインプット法を学ぶためです。
自分はこうしてブログを書いていますが、果たしてアウトプット力は成長しているのだろうか、インプットの方法はあっているのだろうかと考えることがあります。
それを解消してくれるのではないかと思いもあり、この本を読みました。
気付き
「アウトプット力を高める一番の方法。それは、アウトプット前提にインプットすること」
これが本書の中で最も伝えたいメッセージではないかと思います。
勉強するにしても読書をするにしても、誰かに伝えたり自分で実践したりする目的を持って行うことが大切です。
本書では例えば講義を受けるとき、質問をする前提で受講するのが良いと書かれてありました。質問ができるようになるためには、自分の中で何が分かっていて、何が分かっていないかを明確にしておく必要があります。それが明確になれば、自分に足りないものや自分の解消すべき問題がはっきりし、質問を考えることができるので自己成長・問題解決につながります。
読書の効能について
読書は問題解決のための良い方法です。自分で1から考えなくても、筆者が試行錯誤した経験をすぐに学ぶことができます。
しかし、文化庁の調査で日本人の47.5%はマンが以外の本を読まないという結果も出ているそうです。僕も専門書以外は本をほとんど読んでこなかったので、日本人の半数近くが読書をしていないというのもうなずけました。
読書はインプットの基本であり、自分を成長させてくれる手軽な方法の1つです。それをしないのはもったいない。僕も本を読むようになって今まで全く知らなかった知識を得ることができていますし、今後もそれを続けていきたいと考えています。
日本人の半数が読書をしていないということは、逆にチャンスとも言えます。読書をするだけで自己成長に差をつけることができると考えられるからです。この記事を読んだ人で読書をしていない人がいるなら、すぐに読書を習慣にすることをおすすめします。本書でも紹介されていたのですが、今は「オーディオブック」が何社からも発売されているので、字を読むのが苦手だという人はこれを利用する手もあると思います。
勉強の効果が出るのは10年後!?
少し残念な事実ですがインプットを行ってもその効果が出るのは数年~10年かかるそうです。
情報や知識を仕入れてもそれを「知っている」から「できる・習慣化されている」まではかなり時間がかかります。
10年後のなりたい自分になるために、今の自分に何が必要かを考えてインプットしていくことが重要です。
TO DO(すべきこと)
常にアウトプットにつながる情報収集を行います。僕が伝えたいのは人に役立つ健康情報や、悩んでいる人の問題解決につながる本の情報などです。人の役に立つかどうかを常に意識したインプットをしていきます。
10年後僕がなりたいのは、情報発信ができる薬剤師であり、組織に属した業務だけでなく個人の力でも稼げるような薬剤師です。勉強しても習慣化されるまで10年と長くかかるようですが、コツコツとインプット、アウトプットを続けていこうと思います。
最後に
やはりこの本も読んで間違いなかったです!
僕も多くの知識を得ることができました。今回紹介した以外にも本の選び方やインターネットの活用術、美術鑑賞、運動と記憶力の関係など80個のインプット術が記載されています。アウトプットが重要視されている今だからこそ必要な一冊であると感じました。