書評

武田双雲さんの考え方がすごい!【逆転の仕事論を読んで】

7月 30, 2020

先日ホリエモンの著書『逆転の仕事論』https://amzn.to/2DdjQ8r)を読みました。この本ではホリエモン自身のことではなく、8人のイノベーターについて紹介されています。イノベーターとは与えられた仕事をこなすのではなく、自分で仕事を生み出していく人のことです。紹介されている8人は、書道家、お笑い芸人、YouTuberなど様々です。自分のしたい仕事で生きていくための考え方が良いか知りたい人におすすめの1冊です。

この本の最初に武田双雲さんが紹介されています。武田双雲さんというと書道家で、映画や大河ドラマのタイトルを書いている人といったイメージを持っているのではないでしょうか。有名な作品のタイトルを書ける書道家というのは、たくさんいる書道家の中でも一握りでしょう。そういった大きな仕事ができる書道家なのだから、ずっと書道一筋で生きてきたのかと僕は思っていました。ですが『逆転の仕事論』を読んで僕が抱いていたイメージは間違っていたとわかりました。

 

もともと武田さんは興味が色んなことに移って、ほとんどすべてのことが中途半端だったそうです。しかし、ふとした時にとてつもない集中力を発揮される。色んなことをする中で、ずっと継続できたものが書道だったそうです。

 

武田双雲さんの考え方とは

武田さんの考え方はとてもユニークで面白いと思いました。その中で特に重要だと思った考え方は下記の3つです。

  1. 今を全力で生きろ
  2. 問題解決のための問題を作るな
  3. 自分の感情を他人にコントロールさせるな

 

今を全力で生きろ

普通なら「成功するためにゴールを設定しましょう」とか、「目標を定めることで必要な情報や行動もはっきりします」とか言われますが、武田さんの考え方は違います。「今を全力で生きましょう」という考え方です。

 

「目標」を果たそうとか、「達成感」を得たいなんてことは考えていないとのこと。毎日楽しさを追いかけている。すると「ゾーン」状態に入れると言います。ゾーンは超安定した状態で、感動と感謝だけが起こっていて、何でも上手くいくそうです。

 

双雲さんにとって、書道をしているときがゾーンに入りやすかったとのこと。このことから自分にとって「ゾーン」に入りやすいことを仕事にできるのが理想であると言えます。どうしてゾーンに入れるほど没頭できるものを見つけられたのでしょう。それは双雲さんが途中で飽きても良いから、まず何にでも興味を持って行動していたからではないでしょうか?

 

行動しなければ、目の前にあるものが自分にとって本当に継続できるものかどうかなんてわかりません。時間があったら、あれをしたいとか、興味があるけど自分にはできそうにないからと指をくわえて待つ必要はないのです。少しでも興味が湧いたことには、すぐチャレンジしてみることの大切さがわかります。

 

問題解決のための問題を作るな

武田さんは「問題解決のための問題は作ってはいけない」と語っています。こんな考え方もあるのかと、僕にとっては衝撃的でした。

 

これからの時代「解決すべき課題を見つける人が成功者だ」というふうに言われることが多いですが、双雲さんの考え方は真逆ですよね。未来よりも現在を重視しています。未来はわからないことだから不安になるのは当然のことです。ですが不確定な未来にばかり気を取られすぎると今がおろそかになりもったいないとのこと。

 

今この瞬間にすべてをかけることが大切。未来に対して過剰な期待をしたり、余計な心配をしたりすることは無駄なことだという武田さんの考えは幸せに生きていく上で重要な考えだと思いました。

 

自分の感情を他人にコントロールさせるな

他人に自分をコントロールされないことが大切だと双雲さんはおっしゃっています。例えば知らない人に会うと緊張するという人は多いと思います。人前で緊張するというのは自分がどう思われているか不安になっているから。つまり他人に自分の感情をコントロールされている状態だと言います。

 

武田さんは自分の機嫌を他人に左右されることはないそうです。そうすることでいつも上機嫌で安定した感情を保つことができます。

 

目に見える幸福より、目に見えない幸福を追求することが大切です。そうすると感情が安定し、イライラしたり不安になったりすることがなくなります。感情が安定しているといつ上機嫌で「ゾーン」に入りやすくなるといった効果もあると言います。

 

自分の感情は自分でコントロールすることが重要なのは分かりましたが、どうすれば良いのでしょうか?

 

本書の中で、武田さんはストレスを避けるために、人格を整える必要はなく、自分の周りを親友同士の空気感に設定するだけで良いと語っています。何か問題が起こっても、親友同士なら笑って過ごせる。そんな関係を仕事上でも作っていくことが大切です。さらに感謝と貢献の気持ちを加えるといいことばかり起きるそうです。

 

まとめ

皆さんにも知ってほしい武田双雲さんの考え方は下の3点です。

  1. 今を全力で生きろ
  2. 問題解決のための問題を作るな
  3. 自分の感情を他人にコントロールさせるな

 

今回紹介した書籍『逆転の仕事論』https://amzn.to/2DdjQ8r)は武田双雲さんと合わせて8人のイノベーターが紹介されています。

それぞれの方の仕事(だけじゃなく生き方そのものと言っても良いかも)に対する考え方や取り組みを知ることができます。

与えられた仕事をこなすだけでなく、自分で仕事を生み出していきたい人におすすめです。

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