
「よく考えずに買い物してしまってあとで後悔する」
「ダイエットしているのに衝動的にお腹いっぱい食べてしまった」
こんな経験ありますよね。
今回はこんなことにならずに、冷静に行動できる方法を紹介します。
冷静に行動できる方法とは?

冷静な行動を取るためには、人間の行動の原理を知る必要があります。
なぜなら目の前で起こっている事実を、偏見なくそのまま捉えられるようになるからです。
人は常に合理的に物事を判断すると考えられがちですが、現実は違います。
人の行動は様々なものに影響を受けているのです。
人は利益より損失の方を大きく感じる
人は利益より損失の方を大きく感じてしまうという性質があります。
例えば割引ポイントがあと1ヶ月でなくなってしまうとき、ポイントを使わないと何か損するみたいな感じがしますよね。
物を売る側は、ポイントを使わないと損しますよと強調してこの感情を煽ってきます。
それに乗せられてしまうと余計な買い物をして、無駄な出費が増えてしまうのです。
利益と損失を比べたとき、損失の方を重視してしまうということがわかっていれば、利益と損失を正しく比較することができます。
そうすれば、無駄な買い物も抑えられるのです。
人は未来の利益よりも今の利益を優先させる

他にも、人は未来の利益よりも今の利益や喜びを優先させることがわかっています。
例えば夏に海に行きたいからダイエットを頑張ろうと思っていても、目の前のお菓子をバクバク食べてしまうなんていう状況です。
こんなときも将来の目標より今の欲望が優先されやすいんだということを理解していれば、つい食べそうになってしまっても理性を取り戻すことができます。
繰り返しになりますが、常に冷静に行動するためには人の行動の原理を知っておくことが重要です。
今回紹介した他にも人間の行動には様々な原理・原則があります。
詳しく知りたい人は下の本も読んでみてください。