
こんにちは、KENCHANです。
今回はホリエモンの『ハッタリの流儀』(https://amzn.to/36R9O5T)を紹介します。
- 大きく成果を生み出す人は「ハッタリをかますのが上手い人」。失敗したり、苦しんだりしながら夢に挑戦していくこと自体がコンテンツになっている。
- 人を熱狂させるためには、普通は誰も考えないような挑戦をするのが大切。
- みんながテレビやSNSを見て他人にツッコむ時代。それゆえボケられる人の重要性が高まっている。
ホリエモンはロケット開発という大きなハッタリをかまして、日本で初めて、民間だけでのロケット打ち上げを成功させました。
始めは誰も聞く耳を持たなかった挑戦ですが、結果どうしてこれほどまでに人を引き付けられたのか。
その秘訣について気になったので今回の本を読んでみようと思いました。
AmazonのKindleUnlimitedなら月額料金だけで読める書籍の中にも含まれているので気軽に見られます。
『ハッタリの流儀』の要約

早速ですが各章を要約して紹介していきます。
労働力オワコン時代
AIが発達したって仕事が完全になくなるわけではありません。仕事が別の方向にシフトしていくだけです。
確かに単純労働はなくなるでしょう。これからは、人が思いつかないような挑戦をしたり、自分が心から楽しめるような仕事を見つけたりことが重要になります。
そのために、人から「やらされている」と思うような仕事に自分の情熱は生まれません。遊ぶような感覚で楽しめることを仕事にしてく時代が訪れます。
「お金がない」は、もう問題ではないです。
なぜなら、投資家のお金は余ってきており、自分が何かおもしろいことを始めれば、クラウドファンディングやオンラインサロンでいくらでも集められる時代だからです。そのために自分しかできないことに力を注ぐことが重要になってきます。
ボケの時代
趣味でも仕事でも良いので、まずは徹底的にハマってみる。初めは誰もついてこないのが当然です。周りを気にせず一人で続けているうちにお金と人は集まってきます。
遊びのプロになれ!
AIには意味はないけど面白いことはできません。人だからできる面白いこと・心が動くことを生み出すことが重要です。
ハマっていく過程を発信し続け、自分の努力や成長を公開していくことでファンが増えていきます。
良い商品やサービスがあっても、みんなに知られていなければ売れません。
広告費をかけなくても、SNSやYouTubeで情報発信していくことで会社や自分を応援してくれる人を作ることができます。
恥ずかしがらずに自分をさらけ出して、お金より共感をためましょう。
失敗し、悩みながら誰もやらないようなことに挑戦する姿を発信して、ほっとけない孫のような存在になろう。
ぶっ飛んだハッタリをかますには有り金を高速で使いまくることが大切です。
ホリエモンは1000万以上は貯めないようにし、残りは投資や遊び、そしてロケット開発につぎこんでいるらしい。
中でもロケットには60億円以上も使っているそうです。
何でもいいから、自分がやったことがないことに挑戦し、自分の経験値を上げていく。そうすることで、物の見方が広がり、ハッタリの器がでかくなってきます。
プレゼン術よりハッタリ力
プレゼンを成功させるためには、プレゼン自体を上手くするのではなく、誰にプレゼンするかが重要。
常に自分のプレゼンを欲している人はだれか?というアンテナをはっておくことで、良いプレゼン相手に巡り合うことができます。
プレゼンする相手と良い関係を築くために重要なのは相手を知ることです。
今はネット検索したり、SNSを調べたりして相手の興味のありそうな話をすると相手の警戒心を解くことができます。
プレゼンで本題に入る前に、業界の裏話や儲けのカラクリを熱く語ると、相手を引き付けられる。
そうすると「こいつは ただ者ではない」相手に思わせられる=ハッタリを利かせることができ、その後の具体的な提案も通りやすくなる。
プレゼンよりも雑談トークが大事。
みんなが知らないような業界の豆知識をどんどん与えることで、自分を面白い人だと思わせたら「勝ち」です。
資料やスライドに時間をかける意味はありません。
シンプルで良いし、画像や動画の方が伝わりやすい場合も多いです。
スライドは目次くらいの簡単なものにして、トークで相手を引き込みましょう。
ハッタリ人間が捨てるべき3つのもの
いきなりハッタリをかますといっても難しいので、心構え3つが紹介されています。
- もっともらしい言葉を捨てろ
- 親の教えを捨てろ
- プライドを捨てろ
もっともらしい言葉を捨てろ
これは、常識でものを考えるなということです。
何か新しいことをすると、ほとんどの人は「こうあるべき」とか「そんなんじゃ成功しない」と言ってきます。
みんな常識を押し付けてきますが、そんな言葉は放っておきましょう。ハッタリとは常識の外にあるものです。
親の教えを捨てろ
親の考えは30年前の常識だということを知っておきましょう。
今は昔よりも変化が激しい時代なので情報をアップデートし続けることが重要です。
プライドを捨てろ
周りの目を気にせずに自分をさらけ出すことが大切です。
自分が恥ずかしいと思うことでも、あえてそれをさらしていくことでみんなの注目を浴び、共感やお金も集まっていきます。
そうやって「ボケ」てみんなからツッコまれる人が周りを巻き込んでいくことができるのです。
ハッタリの後始末

やり方を完璧に身につけてから始めるのではなく、どこからでもいいので、まずは始めてみることが大切。
やり方はやりながら覚えれば良いのです。やり方をすべて身につけてから始めようと思っていたらいつまでたっても始めることはできません。
何かやりたいことがあれば、だれかの方法をパクることで最短距離で成功できます。
現在はネット検索やSNSでいくらでも成功方法を調べられる時代です。
始めは誰かの真似をして、その後だんだん自分のオリジナリティを加えていくと自分だけの価値が出てきます。
それでもハッタリをかませない良い人な君へ
まずは自分にハッタリをかまそう。
そのために根拠のない自信をもつことが大切です。
時には無理そうなことにも「できます」と言ってチャレンジし、後からつじつま合わせをすることも自分の成長には必要になります。
少しでも自分が面白そうだと思ったら、何も考えずに飛びついてみることは大切です。
ノリの良い人間が大きなチャンスをつかむことができます。
ノリ良く始めの一歩を踏み出すことで、大きな経験値を増やすことができるのです。
ハッタリをかますとは、相手に対して「必ずやり遂げます」という覚悟を示すことです。
ハッタリで引き受けた仕事は、自分も必死に頑張って成功させます。
それを繰り返すことで相手から信頼が得られます。
「努力」という最大のカラクリ
人生における「足し算」と「かけ算」を意識することが重要です。
足し算なら10+10=20のところを、他力を使った場合、かけ算的に10×10=100と大きな成果を上げることができます。
しかし、自力がゼロのままだったら結果もゼロのままです。
自力を増やすにはゼロだったものに少しずつ積み上げていくしかありません。
後で楽をしようと思ったら、実力をつけるための地道な努力が必要なのです。
本当の努力とは自分が楽しいと思える努力です。
どんなことでも始めは頑張るのがつらいです。しかし、ある程度できるようになるまで努力すれば、だんだん面白くなってきます。
まずはとことんやって80点がとれるくらいに自分のレベルを上げてみることが大切です。
叩かれても、否定されても気にしないことが重要です。
折れずに自分の好きなことを貫いて、ハッタリをかまし、共感や応援を得られるような生き方をしよう。
『ハッタリの流儀』の感想

「ハッタリをかます」のは「何が何でもやり抜く」と自分を信じ込ませる意味合いが強いのだと分かりました。
自分を追い込むことで成果が出ます。始めは辛いかもしれませんが、ハッタリをかましたからには頑張らないわけにはいきません。
ハッタリはチャンスをつかみ、周りの人を引き付ける、そんな力が込められているのだと思います。
ホリエモンがロケット開発でこれほどに人を引き付けているのは、自分の挑戦をさらけだしているからです。
今は簡単に情報発信ができる時代なので、これを利用しない手はありません。
ホリエモンの考え方
ホリエモンは発想は型破りなものばかりです。
そんな発想の根底にあるのは、ホリエモンの心構えであることが分かります。
- 常識を捨てる
- 常に新しい知識を取り入れる
- 少しでもおもしろそうだと思ったことはとりあえずやってみる
- ハマったらとことんやる
このような考え方をしているから人を熱狂させるような挑戦ができるのです。
あなたがはまっていることは?
今ぼくはブログ執筆と読書と筋トレにはまっています。
とりあえずはこれらをひたすら積み上げていきます。
あなたが今はまっていることは何でしょう。
大きな成功をおさめたいなら、それを発信しながら突き詰めていってみてはどうでしょうか?
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