みなさんはトーストにつけて食べるならバターとマーガリンどちらでしょうか?
私はバター派です。
というかマーガリンを使いたくないのです。
なぜかというとマーガリンにはオメガ6が多く含まれているからです。
オメガ6の取り過ぎは花粉症やアトピーなどのアレルギーや炎症の原因のひとつであると考えられています。
バターとマーガリンの違い
バターとマーガリンどちらも主な成分は脂肪です。
しかし、含まれる脂肪の内容が異なっています。
バターには飽和脂肪酸が多く、マーガリンには不飽和脂肪酸(オメガ6)が多いです。
バターの原材料は牛乳です。
牛乳は水の中に細かい油の粒が混ざっている感じです。
この油は乳脂肪と呼ばれますが、主に飽和脂肪酸でできています。
一方、マーガリンの原料は主に植物油であることが多いです。
マーガリンはバターのような外見ですが、植物油を加工して固まりやすくしたものなのです。
マーガリンはプラスチック?
余談ですが、以前マーガリンはプラスチックと同じものだと聞いたことがあります。
そんなことを聞いたことのある方もいると思います。
しかし、今回この記事を書くにあたり調べてみるとそれは間違いであることが分かりました。
プラスチックという英単語には可塑性(粘土のように変形して形をとどめる性質)という意味があり、
マーガリンは可塑性を持つという英文を誤訳したがために、マーガリン=プラスチックという話が広がってしまった様です。
トランス脂肪酸の問題も
また、マーガリンは植物油を加工する過程でトランス脂肪酸が多くつくられてしまいます。
トランス脂肪酸は心臓血管の病気やがんの原因となると考えられています。
近年ではこのトランス脂肪酸を少なくしたマーガリンも開発されているようですが、
原材料が植物油であることには変わりありません。
植物油にはオメガ6という脂肪酸が多く含まれており、現代の食生活ではそのオメガ6の取り過ぎが問題となっています。
オメガ3、オメガ6のバランスが崩れ、オメガ6を摂りすぎるとアレルギーや炎症が起こりやすくなると言われています。
ちなみにバターに主に含まれる飽和脂肪酸はオメガ3とオメガ6のバランスには影響しません。
以上の理由からマーガリンよりバターを使うことをおすすめします。
この記事を読んだマーガリン派のあなたもバターに変えてみてはいかがでしょうか?
コーヒーフレッシュでも同じような問題が・・・
コーヒーフレッシュは一見ミルクの様に見えますが、その多くは全く牛乳が含まれていません。
植物油を加工してでできています。
もし、コーヒーフレッシュか牛乳を選べるなら牛乳を使いましょう。
身近なものにも意外と植物油は含まれているものです。
気になった方は、食品の成分表示をよく見て、自分の口にする食べ物を考えてみて下さいね。
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